近年は海外でも日本の「和食」が人気となっています。和食と言えば、新鮮な魚を使った寿司や刺身が代表的ですが、生魚はそれ以外にも様々な食べ方があります。こちらでは、生魚料理や刺身のアレンジレシピについてご紹介いたします。ぜひ参考としてお役立てください。

年々外国人観光客が増加していますが、その理由の一つに、寿司や刺身などの和食人気が挙げられます。

2013年12月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されると、世界で和食ブームが起きました。

それまで海外で生の魚を食べる地域は限られていましたが、刺身や寿司を提供する和食店ができるほどの人気になりました。

和食ブームにより寿司や刺身を提供する和食店は増えましたが、それまで海外ではどのようにして生の魚を食べていたのでしょう。もともと日本以外の国では、あまり生の魚を食べる習慣はありませんでしたが、いくつかの国では生の魚を食べていました。代表的なものとして、イタリアの「カルパッチョ」や韓国の「フェ」などが挙げられます。

カルパッチョとは、生の魚を薄くスライスして、オリーブオイルやレモン汁を絡めた料理です。本来は、生の牛ヒレ肉を薄切りにしたものに、マスタードとマヨネーズを合わせたソースをかけたものでしたが、近年は魚が主流となっています。

フェは、韓国の代表的な料理で日本の刺身に似ています。日本の刺身との違いは、白身魚のみが使われていて、刺身にするときは必ず生きた魚を捌くことです。韓国に行った際は、ぜひ日本の刺身と食べ比べてみてはいかがでしょう。

サワラなどは焼いて塩をかけるなど、普通に食べてもらうのが一番おいしく召し上がれますが、サーモンなどは「カルパッチョ」にするのもおすすめです。